まずは「環境」から整える ~受験に向かう・入学後に続けられる~

2019年10月06日

 ~「学習時間ができる」環境をつくる~

塾にて、社会人看護受験相談が続く。
学生と違い、いろいろな制約条件が多い。
その中から「実現可能な進路」を選択する。
それ以前に「環境を整える」ことを優先しないといけないケースも少なくない。

「合格すること」と同様に大切なのは、
「その学校を続けられる」こと。

たまたま運よく合格しても、続けられなければ意味はない。
最悪の場合、看護職に就けず「奨学金」という借金だけが残る。

看護学校に入学するときに、勤めていたところを辞める方が多い。
過去のキャリアを分断してまでの、看護進学の決断だ。
仕事を辞めたので収入は断たれた状況。
ここからの「再スタート」は、あまりにも酷だ。

対象となる「学校」を選択する以前に、環境を整える。
生活の場、学習の時間の確保、その間の生活を支える収入…
特に社会人の看護進学は、この部分の設定が大事になる。
その上で対象となる「学校探し」に移っていく。
  
Posted by 星野 健  at 01:53Comments(0)看護

第5・6回 第二看護入試対策 ~岐阜市医師会准看護学校~

2019年10月05日

 ~県衛生公募対策終了~

本日午前中、土曜講座授業を岐阜准で行う。
いよいよ県衛生公募対策も終了。
模擬試験を本番に近い形で実施し、時間配分を考える。
そして、弱点を把握したうえで1か月後の入試に備えることとなる。

90分で国語と数学を解く。
頭をフル回転し続けることになる。
本番では看護学を含めて3教科150分の入試。
准看護資格試験と同じ150分だ。

今日の模擬を通して、
「分かること」と「できること」の違いを感じただろう。
実際に出題される問題は、基礎の上に成り立っている。
出題にあわせて「何から始めればいいのか」…判断が出来るようにしたい。

その上で正確に解かなければ、何にもならない。
途中式は評価されず「結果のみ採点」が、看護入試は多い。
手を付けた問題は、正解に結び付けないとやった意味がなくなる。
「ただ時間だけが過ぎた」ということに、なりかねない。

1か月後の入試に向けて、すべきことは明確になっただろう。
あとは、それぞれの努力に任せることとなる。
来週からは、一般入試対策。
臨地実習も終わり、いよいよ受験対策も本番となる。

  
Posted by 星野 健  at 21:23Comments(0)看護岐阜市医師会准看護学校

慣れる ~雨音で起きる~

2019年10月04日

 ~早朝に勉強する方も~

強い雨で1時間前に起きた。
先週までは、「何かに気づき」起きることはなかった。
たとえ頭が反応しても、指先以外は動かなかった。
ようやく薬に体が慣れてきたのだろう。

「慣れる」
生活のリズムが変わるとき、
それを待つしかない時もある。
耐えられる部分を乗り越え、新しい「何か」が得られることもある。

看護学校へ通う子育て世代の方々。
この時間には、起きている方も少なくない。
特に実習中は、体と頭が疲れてすぐ寝てしまう。
朝、起きる習慣をつけ、この時間に一人、集中して「自分のこと」をやりきる。

日の出が近くなると「自分のこと」ができなくなる。
家族のために動く「決まったことをする」時間が迫る。
頭が冴えるときに、集中して事を進める習慣が身についていく。
そして、学生生活が終わると習慣は「残り」、「時間」が確保できる。

私もどうやら「時間」を取り戻せそうな気がする。
今日から月曜日まで、時間との戦いとなる。

※ブログはしばらく、不定期更新となります。

  
Posted by 星野 健  at 04:07Comments(0)雑記帳

「書き換えてしまう記憶」との戦い ~社会人看護入試対策~

2019年10月03日

 ~「上書き保存」からの脱却~

塾にて社会人の看護受験指導。
分数式の文字式・方程式の解き方が混ざる。
「方程式を学ぶと、文字式の解き方が消え、
文字式を学びなおすと方程式の解き方が消える。」

こういうとき「同じように見える」問題を並行して黒板に書く。
「つぎの計算をしなさい」
「つぎの方程式を解きなさい」
…問題文がまず違う。

そして、式も違っている。
一方は、文字と数字だけ。
他方は、式と式の間に=がある。
それでも同じ解き方をして、同じ答えとなる人もいる。

このように、同時に並行して「区別していく時間」が必要となる。
その上で、いろいろな解き方の中から「自分にしっくりといくもの」を選ぶ。
たとえ時間がかかったとしても、数式の問題は「正解したい」問題。
解ける問題は、確実に。「上書き保存」からの脱却をはかりたい。




  
Posted by 星野 健  at 00:01Comments(0)看護

名古屋市医師会看護専門学校の受験を検討されている方へ

2019年10月02日

~塾生からの情報~

塾生から情報を得ました。
「名古屋市医師会看護専門学校の受験を検討されている方へ」
https://www.meikan.ac.jp/admission/senmonjissen.html
「2020年4月より第二看護学科は専門実践教育訓練給付金・専門実践教育訓練支援給付金の対象講座ではなくなりますので、
2020年度入学生は本給付金を受給できません。」

専門実践教育訓練給付金・専門実践教育訓練支援給付金を得て、
第二看護に進学する方は少なくありません。
私も塾生から聞かなければ、知らなかった情報でした。
出願後・入学後に知ってからでは、手遅れとなります。

前年度まで対象講座であった学校が、
今年度から対象でなくなることもあります。
出願前にHPなどで確認が、大切となります。  
Posted by 星野 健  at 08:26Comments(0)看護

寝苦しく、起きる ~締め切りに追われる日々~

2019年10月01日

 ~準備をし、そして採点へ~

岐阜聖徳学園高校は3学期制。
今は中間テストの期間となる。
岐阜市医師会准看護学校では、土曜授業が4コマ連続。
今週末は県衛生公募模試を実施する。

準備をする。そして採点をする。
教師として当たり前のことをしているのだが、
今週は、日々締め切りに追われている生活が続く。
毎年この時期はきついが、今年は薬のため睡眠時間が増え、活動時間が限られている。

今日は寝苦しく、この時間に起きることができた。
そして、この間に仕事を進めることができた。
今日、その弊害は出るかもしれないが、
一つ乗り越えたことに感謝したい。

週末に向けての準備、そして採点。まだまだ年末まで厳しい状況が続く。
新たな自分の状態に少しずつ慣れてきた。ここを乗り越えたい。
来週からはまた、さらに仕事は増えていく。前倒しでの準備は必要だ。
そして、来年度に向けて「変えられる部分」を模索したい。

※ブログはしばらく「不定期更新」となりそうです。