1年間お付き合いありがとうございました ~来年は1月6日からスタート~

2018年12月31日

 ~ライフ・シフトの年になりました~

大晦日となりました。
今年も1年、お付き合いありがとうございました。
この1年は私にとって「忘れられない特別な1年」となりました。
ライフ・シフトに突然迫られ、見方・考え方が変わりました。

母の緩和ケア病棟で新年を迎えました。
そして、重なる状況の変化。
「自分の核になる部分を、維持する生き方」になりました。

新しい年を迎えるに当たり、
新しい生き方をさらに模索していきたいと思っています。
どんな形になっても、人生は続きます。
QOL(生活の質)の向上は「看護学だけの世界ではもったいない」と感じています。

来年、塾は1月6日から予約開始となります。
その間、ブログも「やすみ」にさせていただきます。
新年はe-stat~⑤大学~からの予定です。
皆様、良いお年をお迎えください。  

1年間お付き合いありがとうございました ~来年は1月6日からスタート~

2018年12月31日

 ~ライフ・シフトの年になりました~

大晦日となりました。
今年も1年、お付き合いありがとうございました。
この1年は私にとって「忘れられない特別な1年」となりました。
ライフ・シフトに突然迫られ、見方・考え方が変わりました。

母の緩和ケア病棟で新年を迎えました。
そして、重なる状況の変化。
「自分の核になる部分を、維持する生き方」になりました。
http://nyoki.mino-ch.com/e49382.html

新しい年を迎えるに当たり、
新しい生き方をさらに模索していきたいと思っています。
どんな形になっても、人生は続きます。
QOL(生活の質)の向上は「看護学だけの世界ではもったいない」と感じています。

来年、塾は1月6日から予約開始となります。
その間、ブログも「やすみ」にさせていただきます。
新年はe-stat~⑤大学~からの予定です。
皆様、良いお年をお迎えください。  

e-Statで見る 2018年度岐阜県内看護受験環境の変化 ~④第一看護学校~

2018年12月30日

 ~社会人には「狭き門」~

社会人で看護師を目指す方は、まず看護専門学校(一看)を考えるようです。
岐阜県の場合、母親世代が第一看護専門学校を卒業されて働いている看護師の方が多く、
親からも「3年で、しかも公立だとかなり安く」看護師になれると、勧められるようです。
同じ資格を「短い期間で、安く」取得できるので、納得するのが当然です。

十数年ほど前までは、岐阜県の場合、第一看護専門学校の卒業者が、
短大・大学の卒業生よりも多かったのです。しかしその後、短大が大学となり、
大学看護学科が新設され、これからの若い世代は、
「大卒看護師」が主流という時代を迎えます。

これらのことが、岐阜県看護協会が主催する高校生向け看護説明会で、
進路として「大学を勧める」理由にもなっています。
県内に大学が増えた、2016年から入試倍率は下がり始めています。
社会人にもチャンスを回してほしいところですが、現役有利にさらに拍車がかかっています。

■数字の変化で確認しましょう(すべて岐阜県のデータです)。
出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)(http://www.e-stat.go.jp/
数字は、倍率・高校新卒入学者・高校新卒以外の入学者の順
2013年  2.71  191  37
2014年  2.15  183  32
2015年  2.20  175  29
2016年  2.02  193  24
2017年  1.84  184  20 
2018年  1.77 205 10

※岐阜県内の公立専門学校は同一試験日で実施されます。
そのため、1校しか受験チャンスもない状況です。
2018年度の充足率は95.6%。前年度と定員は変わらない状況でも、
新卒高校生を中心に、定員程度に学生を確保できたようです。

高校新卒者は「学校推薦」「公募推薦」の別枠での募集でも受験可能です。
しかも、定員の約半数を占めます。残りの約半数を現役高校生と社会人が争う形になります。
公立第一看護一般入試合格の主流は国公立大学との併願者。次に、私立大との併願者。
なので、大学受験並みの学力で勝負する必要があるのです。

しかも、岐阜県の場合は私立を除き「社会人推薦」の枠はありません。
ですので社会人の場合、公立第一看護学校に合格する方はレアです。
年々合格者が減っています。チャレンジする場合は「准看併願」を中心に考えていかないと
「いつまでたっても、看護師への道にたどり着けない」のが岐阜県の現状なのです。

※大学編は来年に書く予定です。  
Posted by 星野 健  at 00:01Comments(0)看護

e-Statで見る 2018年度岐阜県内看護受験環境の変化 ~③短大~

2018年12月29日

 ~短大はあと1校。しかも大学化の方向へ~

岐阜県ではかつて、大学に「今までは入れなかった人」の第2希望でもあった短大。
短大の大学化の流れが、いよいよ岐阜にもやってきました。
短大3校でのラスト入試の2018年度は、
「駆け込み受験」もあり、入試倍率は上がりました。

■数字の変化で確認しましょう(すべて岐阜県のデータです)。
出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)(http://www.e-stat.go.jp/

数字は、倍率・高校新卒入学者・高校新卒以外入学者の順
2013年    2.12   142  120
2014年   1.36   131  103
2015年    1.23    200    51
2016年   1.12   155 91
2017年   1.08    200 34 
2018年   1.12   205    24

2013年までは「看護学科」を受験しても、
「第二希望の学科のみ合格」という通知を、
現役高校生はよくもらっていました。
それで悩んだ末、第二希望を選択し、看護進学を諦めた生徒もいました。

2015年の入試を境に、高校新卒者の合格が一気に増えたのです。
第二希望の学科になることなく、看護学科での合格が増えたのです。
推薦入試・AO入試を通しての進学者が、増えたと考えられます。

この傾向は2018年入試でも感じました。
入学者は高校新卒205名に対し、社会人は24名。
「大学化」に向けて、新卒高校生の比重がさらにあがりました。
社会人受験生は「准看護学校入試」へとシフトチェンジした方が増えたのです。

2019年入試から2校が募集停止、4年制大学に認可されました。
残りの1校も、数年のうちに大学化の予定。
全国的に見ても、短大看護学科2017年度募集は、18校のみ。
岐阜県も大学化への流れになり、短大は消える見込みです。  
Posted by 星野 健  at 00:01Comments(0)看護

e-Statで見る 2018年度岐阜県内看護受験環境の変化 ~➁第二看護学校~

2018年12月28日

 ~2019年度も、合格しやすい年に~

准看護師の免許を持っている人で、看護師を目指す人が通う学校。
それが「第二看護学校」です。
岐阜県の第二看護学校は、ピーク時で6校ありました。
その後、豊田学園は短大に、平成医療の通信制は募集停止となり、現在では県内4校となっています。

■数字の変化で確認しましょう(すべて岐阜県のデータです)。
出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)(http://www.e-stat.go.jp/
数字は 受験者 合格者 倍率 
2009年 340  226  1.50  
2010年 298  221  1.34  
2011年 305  214  1.42  
2012年 342  223  1.53 
2013年 314  220  1.47   
2014年 365  229  1.56 (岐阜市第二看護・最終募集)
2015年 367   234    1.57
2016年 299   178    1.68 (県衛生定員減)
2017年   250  181   1.38
2018年 173  160   1.08

2008年までは、平成医療通信制課程で募集があり、
10年以上准看護師として勤務した方が、数多く通っていました。
また、岐阜市医師会准看護学校全日制1クラス化などにより、
准看護学生の減少もありました。

そのため、2009年から2013年まで第二看護学校は、
合格しやすい環境が続いていました。しかし、
2014年の岐阜市立第二看護学校が最終募集となり、
公立進学を目指した受験者が増えたのです。

2015年は、岐阜市医師会准看護学校2クラス化の、
最初の卒業生も受験となりました。2015年度は、
久しぶりに県内第二看護学校での2次募集はありませんでした。
県内准看・済美看護科卒業生331人中156名が進学を決めた年でした。

2016年度は、県衛生の定員が70➡40と激減。受験者減にもかかわらず、
倍率はさらに厳しさを増しました。県内第二看護4校とも2次募集はありませんでした。
2017年度は、倍率が緩和。准看2年生の進学希望者割合が減りました。
大学増の影響が、ここにも出てきました。

2018年度は、入学者ベースでも准看護学生・済美衛生看護科生が少なかった年です。
2018年度はまた、通信制受験資格が実務10年から7年に短縮。
全日制・定時制第二看護学校の受験生が激減しました。
第二看護各校は定員割れの状況。過去にないほど大チャンスな年でした。

2019年度も、この傾向は続いているようです。
受験票が手元に届いている時期ですが、各校とも
「受験番号が定員内」の方も多いようです。
受験される方は、今年もチャンスのようです。  
Posted by 星野 健  at 00:01Comments(0)看護岐阜市医師会准看護学校

e-Statで見る 2018年度岐阜県内看護受験環境の変化 ~①准看護学校~

2018年12月27日

 ~全国的に低倍率に~

政府の統計e-Statにて、2018年度の入試状況が確認できる状況になりました。
前年度入試を振り返り、今年度入試に備えていきましょう。
まずは、准看護学校から。

■数字で岐阜県と全国との准看護受験状況を比較しましょう。
出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)(http://www.e-stat.go.jp/

数字は 岐阜県倍率 全国倍率の順
2013年 1.85    2.48 (岐阜准 A・Bコース2クラス 80名に)
2014年 1.69    2.33 (岐阜県内大学看護学科2校新設160名)
2015年 1.49    2.05 (岐阜聖徳学園大学看護学科新設80名)
2016年 1.32    1.88 (愛知修文大学看護学科新設100名)
2017年 1.33    1.76(稲沢准看募集停止・名古屋市医師会定員減)
2018年 1.28    1.61(名古屋学芸大看護学部の新設)

全国的には、前年度も大きく倍率を下げました。
同様に、岐阜県も倍率は下がった状況になりました。
岐阜県の充足率は87.9%
定員割れでスタートした学校が多かったようです。

情報公開されている岐阜市医師会のHPを見てみましょう。
http://www.city.gifu.med.or.jp/kango/guide/examinee.html
2018年度は 1.40倍となっています。
岐阜県全体の倍率より高い状況となっています。

2019年度は岐阜県内2短大が大学になりました。
社会人を多く受け入れた短大が大学となり、
社会人受験生の動きに変化があります。
2019年度羽島准看推薦入試では、募集定員を上回る応募がありました。
http://www.hasima-city.gifu.med.or.jp/gakkou/

また、各務原准看護学校・大垣准看護学校では、
受験科目が削減されています。
特に各務原准看護学校は、可茂准看護同様の受験科目となり
2校の併願がしやすい状況となりました。

以上のことから岐阜県内2019年度准看護学校一般入試は、
受験者増が見込まれます。  
Posted by 星野 健  at 00:01Comments(0)看護岐阜市医師会准看護学校

シングルマザー看護奨学生再々募集 ~2月以降受験の方限定~

2018年12月26日

 ~短期集中で通える方を募集~

シングルマザー看護奨学生を再々募集します。
https://reserva.be/hoshino/reserve?mode=service_staff&search_evt_no=24eJwzMzS1AAACEQDV
今からでは1月受験の方は、通塾が厳しい日程となりました。
2月以降受験の方に限り、奨学生として通っていただくことにします。

早く合格した方の通塾残り時間分となりますので、
2名程度の募集となります。
受験日が迫っています。
できる限り早い時期での予約をお願いします。  
Posted by 星野 健  at 14:02Comments(0)看護ひとり親支援

気になる動きが加速するのか… ~岐阜市教育委員会の動き~ 

2018年12月26日

 ~どんな方向性を示すか~

岐阜市教育委員会の動きは活発だ。
「教職員が働きやすい環境をつくる」ために、
夏休み16日連休を今年度から開始している。
http://opi-rina.chunichi.co.jp/topic/20180105-1.html



教職員からの評価も高い。

今年・6月から気になっていた流れもある。
さらなる動きが出てきた。
「教育と医療の現場が一体化した支援体制を作り、情報を共有する」
https://www.asahi.com/articles/ASLDM6F5MLDMOHGB02D.html

そこに、何かを感じている方もいる。
野口さんが語る「医学モデルベースで分断」については、
一連のツイートを読むとよくわかる。





yoneさんのツイートの流れが、加速しないか…
その点も気にかかる。
今後を注視していく。


  
Posted by 星野 健  at 00:01Comments(0)時事

天皇としての旅 ~「平成」という時代を振り返る~

2018年12月25日

 ~次の時代は「強者の論理」から離れることを目指して~

名文に触れた。
実際のビデオも何度も見た。
そして、自分も「平成」という時代を振り返った。
次の時代は「強者の論理」から離れることを目指したい。

天皇誕生日での会見
https://www.asahi.com/articles/ASLDP43M6LDPUTIL011.html
「天皇としての旅」の苦労は、計り知れない。
そして「人生の伴侶」に対しての文章は、心を打った。



私自身も振り返った。
平成の始まりの頃は、まだ公立中学教員になったばかりだった。
新採3年目で3年担任。全国大会の授業者も経験した。
卒業生を送った後、全生徒データベースを作り1000名以上のデータも入力した。

「少しでも、何か役に立てるように」
「無いものがあれば、自分が作ればいい」
その論理で生き続けた。結婚・自営開業・各校講師…形は変化した。
しかし、根本の論理は同じだ。クラウドファンディングもその一つだ。

しかし拡大・拡張の流れは、この時代で終わりとなった。
母を亡くし「外ではなく内」を支える必要に迫られた。
私自身の体調の悪化が、さらに拍車をかけた。
そのため拡張した部分をあきらめ、ゼロベースからの選択と集中を行った。

平成の時代は「強者の論理」で生きた。
そして、次の時代は別の論理で生きることとなる。
パラレルキャリア・ラボは、自分自身を考えるラボでもある。
次の時代、どんな生き方ができるのか。これからも事例を作っていきたい。  

本日より再開 ~塾は29日・土曜日まで~

2018年12月24日

 ~冬にまとめて通う方も~

本日より仕事を再開します。
塾は29日土曜日まで。通常営業となります。
この冬に、まとめて通う方もおいでです。
看護一般入試は、年明けからスタートです。

10月末からの准看護学校での連続授業。
私の体調・環境の変化により、
A・B2クラス連続授業から、
1クラスずつに今年度は変えていただきました。

これにより高校も、准看護学校も「短い時間で毎日通う」習慣となりました。
合間に休みを取りながら、体調を整えることにしたのです。
しかし先日までは、かなり疲れがたまっていたようです。疲れを取りながら、
「10月末から出来なかったこと」を、まとめてこの間に済ませました。

ブログも今日から再開です。
休止中も多くの方に訪問していただき、感謝します。
この間にいろいろ感じたことも含め、書いていくつもりです。
また、年末までお付き合いくだされば幸いです。



  
Posted by 星野 健  at 00:01Comments(0)